音楽療法では

  • 聴く
  • 歌う/楽器を演奏する
  • 即興演奏/作曲をする

など、様々な手法を使います。ここでは簡単に解説していきます。

ー聴く

思い出の曲や大切な曲に助けられたり、新たに好きな曲に出会って気分が高まったり・・・。
これらは音楽を聴き感じる力があってこその体験です。

音楽工房toa-Toaの音楽療法では、皆様の好みに添って、多様な音楽を用います。J-popや歌謡曲、演歌はもちろんのこと、クラシック、ジャズ、洋楽、ロック、映画音楽やダンスミュージックetc…その時々の気分にも合わせながら、様々な音楽に触れる中で、リラクゼーションやリフレッシュ、気分の発散などを促します。

ー歌う/楽器を演奏する

歌ったり、楽器を演奏したりすることもよく行います。

気持ちのままに歌ったり楽器を鳴らしたりすることで、気持ちを表現・発散したり、難しい楽器に挑戦して練習を重ねることで、自信をつけたり・・・。歌や楽器との向き合い方も、皆様のご希望に添いながら進めていきます。

また、歌うことは口の動きや呼吸が、楽器演奏では身体的な動きが伴います。音楽の中で演奏を通してリハビリを行うこともあります。

ー即興演奏/作曲をする

即興演奏と聞くと、少し難しそうなイメージを持たれる方も多いかもしれません。音楽の中で音で対話することは、滅多にない新しい体験ですから、そう思われるのも当然のことと思います。ですが、案外難しく考えなくても良いかもしれません。

例えば、新しい楽器に出会った時、どうやって鳴らすんだろう、どうやったらいい音がなるんだろうと、貴方と楽器の対話が始まります。この時にも貴方はすでに音を「鳴らし」始めるのです。

音楽工房toa-Toaの音楽療法では、皆様の気分や表現などに寄り添うように即興的に音楽を展開する手法もよく用いています。そうした音楽の中でのコミュニケーションによって、新しい自分に出会ったり、表現力や創造力が引き出されていきます。

また、貴方のための歌を作曲したり、一緒に作詞・作曲をするなどし、貴方だけの音楽を新たにつくることもあります。